こんにちは、菊乃です。
今日は8月31日。
8月31日と聞いて一番にイメージするのは「夏休み最後の日」ですよねー。
もうウン十年も前のことなのに、なぜか心が重くなるのはナゼなんでしょう?笑
今日はつらつらと、あの頃のことを思い出しながら綴っていきたいと思います。
こうやってゆっくり昔のことを思い出していくと、ほんの小さなことがアダルトチルドレン的考え方のきっかけだったことに気づいたりします。
そんなこともあんなことも、全部ひっくるめて今の自分ができてるんだなーと噛み締めながら書いてます。
でも今回は、特に何の学びにもならないかもしれないね…。笑
理科の観察
私が小学生に上がる時、母は家庭環境が同じ小学校の友達にバレるのを恐れ、学区外のかなり離れた小学校に入学させました。
そのせいで、近所の友だちと違う学校にいくハメになっちゃったんです。東京みたいに私立の小学校なんてないし、近所では余計目立っちゃったんじゃないかなーと思うんだけども。
とにかく、学校が遠かったせいで夏休みに学校に行って観察日記を書くっていう宿題は何もできなくて、通信簿で「努力しましょう」をつけられた時のことを今でもハッキリと覚えています。
(通信簿の評価は当時、上から「良い」「ふつう」「努力しましょう」の3段階だった)
わりと良い子ちゃんだった私にとってかなりのショックな出来事でしたね。でも心のなかでは「家が遠いんだからしょーがないじゃん!」ってキレてた感じでした。笑
そのことは覚えてるんだけど、何を観察しなきゃならなかったのかは全然覚えてないんだよね…。アサガオかメダカかタニシかだと思うんだけど。
ラジオ体操
私が小学生のときは、夏休みは毎朝6時くらいから集まって、ラジオ体操をみんなでしました。首からさげたカレンダーが書いてあるカードに、参加したらその日のトコにハンコを押してもらうの。
ラジオ体操の一番最初の脚をガニ股で開くトコを、やるべきかやらないべきか毎日悩んでたっけ。おじさんたちはみーんなやってたけど、子どもでやってるのは…やっぱちょっと浮いてる子だけだったかも…。結局子どものころは1度もできなかったけど、今は家でおもいくそガニ股でやってる立派なおばちゃんになりましたね。
今はラジオ体操やってるのあんまり見かけないなあ。私が早起きしないだけか?
球技大会と「スコール」
あとね、8月の中旬辺りに、自治会対抗の球技大会があって、男子はソフトボール、女子は…あれは何ていう競技なんだ?…あ、キックボールか!
使うのは野球と同じなんだけど、バットでボールを打つんじゃなくてドッジボールをキックするの。あれ、地域独自の競技なのかなぁ。
その練習がね、確か朝5時とかから始まるんです。近所のお友達が「きーくーのちゃーん!」ってでっかい声で呼びに来て、一緒に練習に向かうの。
それで、球技大会の練習と切ってもキレないのが「スコール」っていうカルピスソーダみたいなジュース。
今みたいにペットボトルじゃなくて瓶ですよ。緑の瓶に入ってるの。一列に並んで、大人が瓶のフタを栓抜きでひとつひとつ開けてくれて…
だからどうしてもその場で全部飲まなきゃならなくて、私は炭酸が苦手で最初のゴクゴクー、まではいつもおいしいんだけど、その後はビミョーに残しちゃってたな。
飲み物はいつからペットボトルになったんだろうね。
昆虫採集
虫なんて絶対触れない!って子どもも今は多いでしょ?昔はほとんどいなかったかもなあ。特に私は田舎育ちなので、虫には恵まれてました。笑
でね、知ってる人もいると思うんだけど当時小学生の自由研究のために「昆虫採集キット」ってのが売ってたの。
20×15センチくらいのプラスチックの箱にピンセット、小さい釘、注射器、ナゾの薬品が入ってて…
想像できますか?昆虫採集って虫を集めるだけじゃなくてその子たちにナゾの薬を注射して(たぶん腐らないように)、そしてきれいに並べて釘で刺して固定した状態で学校に持っていくんです。
当時は何の疑問も持たずにやってたけど、今考えるとおっかないよね…。
ばぁばんち!
夏休みはね、大好きなばぁばんちにお泊りに行けてすっごく嬉しかった。
だからね、子どもってみんな親よりじぃちゃんばぁちゃんが好きだと思ってたんですよ。お母さんは厳しくて怒ってばっかりだったから。
でも、私の孫たちは「ママがいないとお泊りはイヤ」って言うんです…(泣)
これは…きっと喜ばしいことなんでしょうね。。。
ふりかえり
小学校の時の私は、思い出す限りもうアダルトチルドレンっぽい性格だったので、昔を思い起こすことで何か少しでも今の自分に活かせればいいなと思いながら書いてみました。
他にも、あなたの知らない世界とか、紙に包まれたアイスとか、甘い麦茶とか、ばぁばが腐りかけの白米を洗って食べてたこととか… ふだんは全然思い出せないことをいっぱい思い出せましたよ。
忘れていたこと、潜在意識に閉じ込めちゃってたことを掘り起こしながら、アダルトチルドレンの種がないかを探ってはつまんで、ヨシヨシして開放してあげる。
この作業は一生続くのかもなぁ。だけど、「これができるようになった」ってことが私の人生で最大の財産なのかも。
イヤだったこともいっぱいあったけど、楽しいこともいっぱいあったことを、改めて思い出せてヨカッタ。
しかし…
8月31日のどんより感はヤバいね…笑