「すっぱいブドウ」で心のブレーキを学ぶ!~アダルトチルドレンのために

 

こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪

 

前回は、人を見下してしまうことについて
お話しました。

 

今回は、この心理をよーく表してる
昔からあるお話を紹介しますね。

 

とっても有名なので
知ってる人もいるかもしれませんね。

 

 

イソップ物語の『すっぱいブドウ』
というお話です。

 

******************

 

むかし、あるところにキツネがいました。

そのキツネくんが山を歩いていると
高い木にブドウがなってるのを見つけました。

キツネくんはそのブドウが欲しくて
何度も何度もジャンプするんですが
もうちょっとのところで届かない…

結局、あきらめたキツネくんは
悔しさのあまりこう言います。

「あんなブドウ、どうせすっぱいに決まってる。
誰も食べるわけない!取れなくてよかった!」

そしてブドウから立ち去ったのです。

 

******************

 

 

前回の「人を見下す」のと似てますよね。

 

ブドウの価値が下がれば、
自分はちょっと安心できるもんね。

 

おいしくて、めっちゃ甘いブドウだったら
悔しくて悔しくてたまらないけど

すっぱくてマズイなら
とれなくても何の問題もない。

 

 

気持ちいいほどの負け惜しみ!笑

 

 

できなかったり、失敗してしまった自分を
正当化することで、なぐさめてるんだよねー。

 

 

これって
心理学では「合理化」って言うんだけど
今回はわかりやすく「正当化」でいきます!

 

 

ストレスから自分を守るため

 

人は心と行動が一致しないと
すっごいストレスを感じます。

 

このキツネくんは、

心では「ブドウが食べたい」って思ってるのに
「あきらめる」って行動とは
全然一致してないことですよね。

 

 

これは大きなストレスになります。

 

このストレスをなくすには
「あきらめる」のを正当化させなきゃならない。

 

そこで、「すっぱい」だの「まずい」だの
自分で思うことによって

「あのブドウは取らなくていい」ってなった。

 

 

ほら、

「食べたくないブドウだから取れなくていい」

になりました!

 

 

これで心と行動が見事一致して
ストレスがなくなったってわけです。

 

 

取れなかった自分を責める必要もないし

元々マズイなら欲しがってもいない。

 

 

よし、何の問題もない!!

 

 

あれ???

似たような場面、思い当たらない?

 

 

ちょっと高価なものが欲しくても
「どうせあんなモノ役に立たない!」とか

 

お金いっぱいほしいと思ってても
「金持ちなんてロクな人はいない!」とか。

 

 

 

今までの私じゃん!!

 

私ね、昔の自分の性格の悪さって

このすっぱいブドウの話にぜーんぶ
集約されてるんじゃないかと思うんですよ。笑

 

 

妬んだり

負け惜しみ言ったり

うらやんだり…

 

そんで周りの人もみんな嫌いになって

夢も希望も全部捨てて

 

「そもそも求めてない」

「だから悔しくもありません」

 

って自分を正当化して安心感を得る

 

 

ひねくれてますねー。笑

 

 

ブレーキかけすぎて無力に…

 

 

アダルトチルドレンって

だいたいこんな感じじゃない?

 

 

親からの愛もあるのかないのかわからない。

自信なんて全然ない。

自分のことを自分で愛することもできない。

 

 

で、求めることが怖くなって

すべてをあきらめて、

残るのは「無力感」だけ。

 

 

思い当たるならかなり重症ですよ。

 

心のブレーキかけまくり。

 

 

すぐにそのひねくれたトコロを
まっすぐにしてあげないと。

 

 

「欲しかった!でも取れなかった!」

「悔しいなぁ…次は頑張ろう!」

 

 

って、欲しい物に向かって

動き出すキツネになりましょうよ!

 

 

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥

生きかた向上ナビ  菊乃

生きづらさををズバッと断ち切って
あなたの生きかたを向上させる
お手伝いをさせていただいています♪

 

お試しカウンセリングはこちら

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

目次