こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪
前回、集中力についてお話しました。
集中力とかやる気って
自分が安心・安全な状態でないと
出て来ないって話だったんですけど
もちろんそれ以外にも原因はあります。
興味？すべき思考？評価？
安心・安全な環境は確保できてるけど
それでも集中できないって場合は、
取り組む理由について考えてみましょう。
集中するには自分が
「楽しい」とか
「その先に大きな目標がある」とか
そういう要素があってこそ、出るもの。
何の興味もないこととか
価値を感じられないことに対して
集中できる人なんて
いくらアスリートでもいないでしょ？
だから
「自分の本心をしっかり捉える」
ことがすごく重要。
自分が本当に好きで仕方ない趣味なら
めっちゃ集中できるはず。
そこには純粋に自分の興味があるから。
でもいくら趣味とは言っても…
流行を追いかけて始めたことだったら？
評価されたくてやってることだったら？
これは人の評価が軸になってますよね。
学校の宿題なんかは
「すべき思考」だけで
やってることが多いですし。
本当に自分が興味のない勉強や
ノルマに迫られてやってる仕事は
ムリヤリやろうとしても
脳は眠気を出して遮ってきます。
自分がやりたくない、やる必要がないって
思ってると脳はそれをちゃんとわかってて
やらせてくれないんですよー。
脳が拒否してるのに
やる気を出そうとしたり
集中力をつけようとしても
それはムリな話です。
じゃあ・・・・
「すっごく好きなこと以外のことに
集中するなんてムリなの？！」
って思っちゃったりする？
そうやって「できる・できない」って
極論を求めたくなるのが
アダルトチルドレンの特徴なんだよねー。
子どもの頃から
安心して集中させてもらえなかったような
育てられ方だったっていう
家庭環境の影響もあるし…
生まれつき
好きなことじゃなくても
そこそこ集中できちゃう人もいるし…
最初好きじゃなくてもやっていくうちに
興味わいてのめり込んじゃう人もいるし…
好きだけど、なぜか
あんまり集中できない人もいるし…
実際、様々な人がいるので
「好きなことだから集中できる」って
わけじゃないようですね。
心の「つっかかり」を解消する
人間は心に何か「つっかかり」があると
脳がそれを察知してやる気なんか
出させてくれません。
その「つっかかり」を
自分で見つけて解決していくと
不思議なくらいいろんな行動が
できるようになるんですよ。
その「つっかかり」は人それぞれだけど
アダルトチルドレンなら
山ほどあるはずです。
「つっかかり」は
不安とかこだわりのことで…
先に話した「人の評価」とか
「すべき思考」もそうですけど
・自分が好きだと思ってたことだけど
よく考えたら母が好きなだけだった、
という実は母子問題だったとか
・昔一生懸命やったけど怒られた、っていう
トラウマがあったりとか
・勉強ができるようになりたい、
って思っているけど
勉強できる子にいじめられてから
本心ではガリ勉のことバカにしてる、とか
これは「心のブレーキ」とか
「メンタルブロック」とか呼ばれてるもので
よく考えると本心では別にやりたくなくて
それを脳はちゃんとわかって
拒否してるってパターンが多いです。
心にある問題を無視して
集中力ややる気を上げるのも
ちょっと難しいですよね。
物事に集中できない、
何事にもやる気がでない、
って悩んでる人は
心の奥の奥にある
自分の本心に向き合ってみることを
おすすめします。
