こんにちは、菊乃です♪
東京オリンピック真っ只中ですね。
私はスポーツ観戦が好きなので、
オリンピックはいつもテレビに釘付けになっちゃうんです。
世界陸上、ウインブルドンももちろん。
でもでもでも、
今年はあまり熱中してません。
地元日本でやってるんだから
今までで一番熱くなりそうなのに。
なぜかとよーく考えてみたら、
実は私が好きだったのは
「真夜中に」スポーツ観戦を
するのが好きだったのです。
夜中ってムダにコーフンするから
その感じが好きだったみたい(笑)
しっかり自分のことを見つめるのって
大切ですよね。
さて、そのオリンピック。
テレビで見ていると
過去の映像がよく映されます。
そのたびに当時のことを思い出すんですが、
これが何とも言えない苦い過去で…
当時の私はメンタル弱っちい金メダル級ですから、
とんでもないことばかり考えて
大間違いを繰り返していたのです。
アスリートの頑張りを見ては超感動していた私。
「努力をしてこのオリンピックの舞台にあがったんだろうな…」
「やっぱり人間に必要なのは努力だ。」
「私もこの人たちに負けないくらい努力しよう!」
なーんて彼らの活躍に心を動かされまくった私は、
あろうことかオリンピックに出場している
アスリートを目標にしてしまったのです(汗)
もちろん、オリンピックに出てやろうとまでは
思ってませんが。笑
これが私がやらかした大きな間違いです。
え? え?
でもちょっと待ってください。
確かに、「目標は大きく持て」って
言葉はよく聞きますよね?
じゃ私の何がいけなかったの?!
自分に合った目標を!
オリンピック選手の活躍を見て、
自分も頑張ろうと決心した。
そしてそこから自分の人生が変わった
という人の話、聞いたことありますよね?
それと同じつもりで
私も変わろうとしただけなんだけど…
これ、妄想しがちなアダルトチルドレンの
悪いクセが大爆発してしまったってこと。
当時、仕事も人付き合いも長続きしないような
メンタルが腐った豆乳だった私。
ただでさえ何をやろうとしても
いつも三日坊主で、それを繰り返しては
自分のことがどんどん嫌いになっていたあの頃、
何としても変わりたかった。
自分ではない自分になりたかった。
自分に厳しくすること。
今までできなかった努力をすること。
それができない自分の意志の弱さにウンザリ…
当時の私は「あの人にはできて、
どうして自分にはできないんだろう?」と
いつも自分を責めていました。
ここで問題なのは、自分が持った目標が
自分に合った目標ではなかったということ。
当時の私はまさに
「ファンタジーの中に生きていた」。
テレビの向こうで活躍する人と自分が
同じだと思っちゃってたんですね。
おそろしい(笑)
自分のメンタルがダメだということも
わかっていなかったのも大問題。
つまり現実が見えていない、
イタイ人。
それに気づくことなく
できないばかりやろうとして
もがき苦しんでいたってわけです。
例えるなら足し算もできないのに
東大をめざしているような状態。
合格するわけない。笑
目標を設定するには
今自分がどこにいるかを知るのが
一番大切なこと。
まず足し算マスターを目標にするように
小さなステップから始めましょう。
「頑張ります」は目標じゃない
メンタルのトレーニングはよく
ダイエットに例えられます。
ダイエットする時は
まず自分の体重を量ってから始めます。
そう、これがわかってないのに
ダイエットする人はいません。
怖くて体重計にすら乗れない。
そんな状態で「ダイエット頑張るぞー!」
なんて言っても結果は言わなくても明らかですよね。
これも私の失敗の代表例。汗
子供の頃、先生に今年の目標を書けって言われて
「算数を頑張る」
ってよく書いちゃったんだけど…
そう、「頑張る」っていうのは
目標じゃないんです。
まず100%できることをやる
かつての私に足りなかったことは
・自分の現状がわかってない
・できないことをやろうとしていた
それで失敗を繰り返して一歩も
前に進めない状態にいました。
決してバカでかい目標を
急に達成しようとしないでください。
「掛け算ができないから九九をマスターする」
のように、今の自分を知る。
そしてまず何をするか決める。
これが目標を達成するのにまず大切なことです。
つまり、今の自分にとって
100%できることを
まず積み重ねていく。
オリンピックにでてるアスリートのみなさんも
最初は小さな努力から始めたはずです。
実はこれが、大きな目標に到達する
一番の近道なんですよ。
赤ちゃんが小さな足で
一歩ずつ進んでいくように
焦らずゆっくりいきましょう!