こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪
いきなりですが質問です。
「心」ってどこにあると思いますか?
心臓?
胸のあたり?
それとも体全部?
「心」は感じるもの。
「頭」は考えるもの。
「心」と「頭」は別々。
そう考えてる人、多くないですか?
結論を言うと、この答えはわかってません。笑
答えがわかる日が来るのか来ないのかも
それもわかんないです。(汗)
今日は
わからないことなのに
勝手に答えを決めつけちゃう
「思い込み」についてのお話です。
心の病気だと言われてたけど…
「カズレーザーと学ぶ」ってTV番組で
すっごい興味深い話をしてました。
「イップス」って聞いたことありますか?
プロゴルファーの人が
今までずっとやってきたパターとかの動きが
突然できなくなってしまう。
過去に失敗したことが原因で
それがトラウマのようになり
それ以来その動きをする時に
体の一部が固まってしまって
思うようにできなくなる症状です。
この病気の不思議なところは
それ以外のことをするときには
その動かない部分が普通に動くところ。
この特徴のせいもあって、今まで
「心の病」と言われてきました。
スポーツ選手に起こると思われがちですが
ピアニストやドラマーなどの音楽家、
美容師さん、料理人などで
特定の動作を繰り返す人に発症があるそう。
ところが、
この心の病と思われてきた「イップス」は
最近脳の病気だとわかったんです。
「局所性ジストニア」と呼ばれ
運動回路の使いすぎで脳の司令異常が起き、
思うように動かせなくなるそうです。
番組ではこの病気の手術の様子が。
それはそれは衝撃的な映像でした…
意識のある患者さんに
その動作をしてもらいながら
脳みそに電極の棒をブスっと指して
そこに電気を流してましたよ…
夢にでてきそうです…
「思い込み」を捨てると可能性が広がる
この手術を手掛ける
お医者さんが言ってました。
「わからないことは
心の問題、精神的なもの、として
そっちに逃げてしまう。」
と。
それは仕方ないことだと思います。
ただ人間って
なんとなく世の中に広がってることが
「事実」だと思ってしまう。
わからないものに対して、
とりあえず位置づけといたら
それが当たり前として広がったってこと
身の回りにいっぱいありますよね。
すると、いつしかそれが「当然で正解」
ということになっていく。
「思い込み」という魔法です。
思い込みの向こう側のことを
考えてみると
可能性も心の余裕もグッと広がります。
このお医者さんが、
イップスを心の病気だと
決めつけてしまっていたら、
こんな大発見はできなかったはずです。
思い込みは捨てて、あらゆる可能性を考えて
色んなアプローチを続けたからこそ
こうやって脳の病気だとわかったんですね。
「当然」「普通」「通例」と
長いこと思われてることが
全く違う事実だったって可能性って
いっぱいあるんです。
「思い込み」とか「決めつけ」を
自然としちゃってることはありませんか?
どんなことにも柔軟な考えを持つ。
それが成長の基本です。
心って目に見えないもの。
今はまだ、どこにあるのかわかりません。
でも、どこにあろうと
自分が「心」を感じている限り
大切にしてあげないとね。
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生きかた向上ナビ 菊乃
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