常識を疑ってみよう~アダルトチルドレンのために

こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪

 

私が小学校1年生の時の話です。

テストで
お母さんが家事をする時間についての
問題が出ました。

いくつかの家事してる絵が書かれていて
それを、朝・昼・夜のどれかと
線でつなぐというもの。

 

どうしてこんな昔のテストを
覚えているかというと

「洗濯」と「夜」を線で結んで
不正解だったからなんです。

 

返ってきたテストの結果を見て
納得できなくて
担任の先生に聞きに行きました。

 

「どうしてこれ、バツなんですか?」って。

だって私の母は夜洗濯してたから。

 

先生の採点ミスかと思ってたんですよ。笑

 

当時の担任はとてもいい先生で
私の話をちゃんと聞いてくれたし、
しかも他の家の話もしてくれました。

 

私の母が洗濯を夜する、
ということを認めた上で、

他の家に多かった専業主婦が
朝洗濯することが多いということを
教えてくれたのです。

 

そして、テストの用紙は
丸に書き換えてくれました。

まだ子どもだったので
その問題を正解にしてもらったほうが
嬉しかったことを覚えています。

 

 

そしてその時おそらく初めて
自分の家が他の家とはちょっと違うことに
気づいたんだと思います。

 

 

時代は流れ…

あれから50年近く経ちました。

 

 

当時は

お父さんが働いてお母さんは家にいて
「洗濯は朝する」のが常識だったけど

今じゃ共働きは当たり前だし

「洗濯は乾燥まで全自動で、
仕事行ってる間に勝手に終わってます」
なんて人もたくさんいますよね。

 

今はもうあんなテスト問題は
ないでしょうね。笑

 

 

「常識」ってみんなよく口にするけど

実際、今の時代にはもう
あってないようなもの」だって
思いませんか?

 

目次

常識を疑ってみる

 

「こうするのが当たり前だ」
「常識はずれって思われたくない」

こんな気持ちに縛られて
人目を気にしてビクビクしたり
自分を抑えつけちゃったりしている
アダルトチルドレンさんは
まだまだいるのが現状です。

 

親や先生から強く言われていたら
大人になったからって
なかなか変われませんよね。

 

私だって、あのテストの時先生に
「これが常識だ!あなたは間違ってる」
と強く言われていたら…

ちょっと怖いですね。

 

 

日常生活を送っていると
今でも「常識」って言葉をよく聞きます。

そんな時、その常識を疑ってみましょう

 

誰だったら「そんなの気にしない」って
言うでしょうか?

どんなシチュエーションだったら
その常識が通用しないでしょうか?

 

 

色んな可能性を想像することで
今まで固まってた頭の中が
少しずつ柔らかくなってくるんですよ。

ぜひ、試してみてくださいね。

 

【編集後記】

私の家は当時
まだめずらしかった母子家庭で
もちろん先生もそれを知っていて
気遣いをよくしてくれました。

今思うとあの先生のおかげで
不登校気味だった私が
小学校に通い切れたんだと
感謝の気持ちでいっぱいです。

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この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

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