こんにちは、菊乃です♪
アダルトチルドレンの持つ「生きづらさ」は
孤独感からくるものが多いです。
以前の私のように
まわりの人みんな嫌い!と思ってしまったりして
人とうまくコミュニケーションがとれないから。
私たちには多かれ少なかれ
「○○すべき」というような
考えや価値観を持っています。
「すべき思考」という
認知のゆがみの代表格ですね~。
・人には優しくするべき
・ルールは守るべき
・完璧であるべき
などなど、
そんなの当たり前じゃん!って
思えるようなこともたくさんあります。
人として立派に生きようとするために
こんな考え方を持っているはず。
でもね、この「すべき思考」こそが
コミュニケーションをこじらせ、
孤独感や生きづらさを生む
大きな原因になっているんです。
人には優しくするべきって思う人は
自分が他人に優しくできなかった時に
自分を責めるだけじゃなく、
誰かが人に優しくしなかったのを見かけると
このすべき思考が活躍しちゃって
優しくしなかったその人のことも責めちゃう。
ルールは守るべきと思っている人も同じで
自分にその「すべき思考」を
当てはめようとするだけじゃなく
人に対してもその価値観を押し付けて
ルールを守らな人を見ては
勝手に責めたり腹を立てたりする。
んでその結果、「みんな嫌い!」ってなっちゃう。
完璧主義こそ苦しみのもと
「完璧であるべき」はもっと厄介です。
自己肯定感が低い人って
完璧になりさえすれば自分の価値が上がると考えて
完璧な人間になろうとする気持ちが強くて
自分のダメなところを
他人にみせることができません。
部屋が汚いところとか
休日は昼過ぎまで寝てるとか
はたまた化粧をしていないすっぴんとか
(私に言わせたら全然ダメじゃないんだけど…)
とにかくこういうことを隠したがる。
「完璧であるべき。ダメなところは隠すべき」と
考えてしまうと、自分以外の人に対して
心を開くことがなかなかできません。
それだけならまだしも、
完璧にできない人や
ダメなところをさらけ出す人を見ると
今度はその人を否定し始める。
こんな価値観にしばられていたら
まともなコミュニケーションなんて
築けるはずがありません。
こうやって孤独になっていくのです。
人に心を開き、「素の自分」を見せること以外に
他人と深くつながっていく方法はないんです。
自分が「こんなの絶対ダメだ!」と
思っていたことでも
案外他の人は全然気にしてないってことも
ありありだからさ。
そして、
ダメなとこがある自分のことも許せるようになって
人のダメなとこも許せるようになる。
こうやって孤独って解消されていくんです。