イライラするのって性格のせいじゃなかったんだ…

こんにちは~ 菊乃です♪

 

 

私は以前、
とにかくイライラしていました。

 

 

朝起きてすぐ娘の支度の遅さにイライラ。

車に乗れば前の車の運転にイライラ。

会社では上司の仕事のやり方にイライラ。

同僚の雑談の内容にまでイライラ。

家に帰ればもちろん娘にイライラしっぱなし。

料理をすれば油がまわりに飛んでイライラし、

布団に入ってからは自分の人生を考えまたイライラ…

 

 

…と、こんな毎日を過ごしていました。

 

 

私の母は過激に怒るタイプの人だったので、
それが当たり前だったというか…

自分はそれほどだとは
思っていなかったんですが、
ある日、ふたりの娘に言われたんです。

 

「ばあちゃんとそっくりで
いつも怒ってるよね~」

 

「怒り方もそっくり!」

 

って。

 

 

それで、
「ああ、そうなのか、遺伝だな。
少し気をつけよう」

くらいに当時は思っていました。

 

 

遺伝である程度の性格は
決まるとはいうものの

正直、母のようには
なりたくないと思っていたので。

 

しかしもちろん
「気をつけよう」と思っただけで
急に変われるわけがありません。

 

よーく考えてイライラを
注意すればするほど、
今度は変われない自分に
イライラするようになりました。。。
(これぞ悪循環)

 

それからはますます生きづらさに
拍車がかかっていったように思えます。

 

人にイライラしているのを直そうとしたら、
自分にイライラし始めて
次は自分を責め続けるという
最悪な方向に進んで行っちゃったんですよね。

 

 

今考えるとなんてアホな話なんだろうと
思うんですが、

当時の私は
アリ地獄にハマってしまったかのように
ズルズルと落ちてったわけです。

 

 

自分のイライラを治す方法を知りたい。

苦しい人生をとにかく何とかしたい。

 

そんな思いから心理学を学び始めて
そこで出会ったのが「認知のゆがみ」という言葉。

 

それまで、「性格」として
かたづけていた私にとって

「考え方」に原因があるなんて
思いもよらなかったことでした。

 

そこから、自分の感情に注意をはらって

その感情を持つのはなぜなのかを
ていねいに考えるようにしました。

 

そしてひとつひとつのイライラに
取り組んでいくと、

おもしろいように
自分の考え方のクセやパターンが
見えてきたんですよ。

 

 

「朝起きて娘の支度が遅いことにイライラ」は…

 

私は朝早起きが苦手なので
ギリギリまで寝てたい。

出かける前の支度には最短時間で
ムダな時間なく動かなければ!
と思っていたから。

 

 

一方娘は、

早起きは得意だけれど、
急いで支度をするのが嫌い。

 

早めに起きて
ゆっくりのんびり支度をしてただけ。

 

 

私は自分のすべき思考に
沿った行動をしない娘に
毎日イライラしていたのです。

 

 

このように、
人間が持つ感情(イライラ)や、
行動(怒る)には必ず理由があるもの。

 

決して「性格だから仕方ない」で
済ませられるものじゃないんだってことに
やっと気付くことができたんです。

 

 

それから私は、
自分がイライラするたびに

自分はどんな考え方をしているのか、
どんな認知のゆがみがあるのかを
必死で探し続けたんですよ。

 

 

そして今はなんと…

 

イライラが減っただけで
人生ってこんなに穏やかなものなんだー
って感じてます。

めっちゃせっかちな私が、
のろのろな娘に
イライラすることもないなんて
もう奇跡ですし(笑)

 

「持って生まれた性格だー」なんて
諦めなくてよかった!

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この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

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