「悲劇のヒロイン」でいるメリットとは?~アダルトチルドレンのために

 

こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪

 

 

前回、悲劇のヒロインについて書きました。
「悲劇のヒロイン」でいたかった

 

どうしてアダルトチルドレンが
悲劇のヒロインのままでいたがるのか
疑問を持った人が多いと思います。

 

私も当時は
自分が悲劇のヒロインに
なりたがっていたことにも

それをずっと続けていたかったことにも
全然気づいていませんでしたが

 

たくさんの相談者さんとお話した結果
悲劇のヒロインには
ある特別なメリットがあることに
気づきました。

 

 

例えば
ケガをしたときのことを
思い出してみると
いくつかメリットがあるのが
わかりやすいですよね。

 

周りの人が心配してくれて
自分に優しくしてもらえるし
学校や仕事を休んでも責められない。

 

普段、子どもに厳しくしている親も
ケガや病気をした時には
わがまま言っても大目に見る、なんて
よく聞く話ですよね。

 

 

これと同じようなメリットが
悲劇のヒロインにもあるんです。

 

 

悲劇のヒロインでいると…

・周りの人からの注目を集められる

・自分に対する罪悪感が軽くなる

・犠牲になることで価値を感じられる

・やりたくないことをやらなくて済む

・やりたかったことだけやっていればいい

 

細かくはもっとあるんですが
だいたいこんな感じ。

こういう心地よさから
なかなか離れられないんです。

 

特に、
「やりたくないことをやらなくて済む」
というのは
自分に対しての言い訳に使います。

 

努力しなくても

挑戦しなくても

怖いことから逃げ続けても

 

悲劇のヒロインでいる限りは
やらない自分を正当化できるので

どんなに今が苦しくても
現状維持を望んじゃうんですよ。

 

そしてその本気の望みを
潜在意識が叶えてくれる。

 

 

休日明けの月曜になると
お腹が痛くなるのは
やらなきゃならないことから
逃げたいせいですよね?笑

 

 

アダルトチルドレンの心って
すごく複雑で、しかもひねくれてます。

 

目の前に表れてきた感情が
本物であるとは限らないんです。

 

 

小さい頃から
あまりかまってもらえなかった子は
どうにかして人からの気を引こうとするし

いつも怒られていた子は
何をするにも怖いから、
どうにかしてやらなくていいように
言い訳を用意しておくんです。

 

このへんの心理がわかると
アダルトチルドレンである自分のことを
「かわいくて健気だな」って思えて
愛してあげることができるはずです。

 

苦しいことを経験したんだから
多少ひねくれてても許してあげましょう。

 

そういう自分のぜーんぶを
受け入れていくことから
始めればいいんですよ。

 

 

その愛が潜在意識にしっかり届くと
安心感や自己肯定感って
育っていきますから。

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この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

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