親と仲良くなりたい…~アダルトチルドレンのために

 

こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪

 

親を大切にする」とか
親と仲がいい」ことは
人間として素晴らしいって
世間では常識みたいになってますよね。

 

不良少年で、
若い頃さんざん親に迷惑をかけてたけど
大人になって親孝行したとか

何年も疎遠だった親と仲良くなったとか

 

そういう話を感動的な話として
扱ったりする傾向ってあるんですよね。

 

なぜか
「絶縁してる」より
「仲良くなった」の方が称賛されません?

 

 

親と不仲になるには複雑な問題が
山ほどあるのが現実なのに

内情を知らなくても
「仲良くなって良かったね!」なんて
言ってしまう人がほとんどなんです。

 

 

世間の風潮に流されてしまって
毒親と言われるような親とでも
仲良しになった方がいいと思ってる
アダルトチルドレンさんも
たくさんいます。

 

 

親の方は考えを改めないのに
「お互い歳をとってだいぶ丸くなった」
なんて理由で、
問題は何も解決できてないのに
とにかく仲良しになりたいと願うんです。

 

もちろん、
子どもって親からとにかく愛されたいし
親のことを無条件に
愛してしまうようにできているので
仲良くするのが理想形なのかもしれません。

 

ただ、親であろうと1人の人間であって
クズみたいなのも実際にいます。

 

関係が修復されないままで
「歳をとった」なんて理由だけで
親に近づいていっても
またおかしな関係を繰り返すのは
目に見えています。

 

残酷なことを言うようですが
本当の「仲良し親子」になるには
今までの問題を解消してからじゃないと
ほとんどの場合はムリです。

 

ただ、「親が大病をしたりして
人生観が劇的に変わった」とか
よほどのことがあって

子どもをきちんと1人の人間として
扱えるようになったなら
可能性はあるかもしれませんね。

 

 

でも親の価値観が変わらないまま
子どもの方から寄り添おうとしても
またコントロールしようとしてきたり
親の言い分を押し付けてきたりを
しはじめてくるんですよ…

 

 

距離を取っていたほうが
お互いにとって幸せということが
いくらだってあります。

 

「仲良く」でも「断絶」でもない
ちょうどいい距離でいる方法もあると
わかっていると、
適度な親子関係が築けるものです。

 

決して「仲良し」が人間として
「正解」なわけじゃないですから。

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この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

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