こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪
先日、会った女性がこんな話をしていました。
「私は1分1秒ムダにしたくありません。
睡眠時間は短くないと気が済まないんです。
寝てる時間って本当にムダ。
どんなに疲れていても
4時間以上は絶対眠りません。」
お、憧れのショートスリーパーかな?
と思い、色々話を聞いていくと…
「日中は眠すぎて、仕事に身が入らない」
「朝は大きな音でアラームを鳴らすけど
なかなか目が覚めない」
「気づくと椅子で寝てしまうこともある」
って。
あれあれ?
どうやら、むりやり自分を
睡眠不足に追い込んでいるようですね。
仕事もフルタイムじゃないので
寝る時間が全然ないわけでもないらしい。
それでも、
「睡眠時間を増やすなんて考えられない」
って言うんです。
「どうしてそんなに睡眠時間を削るんですか?」
とその理由を私が聞くと、
やっと背景がわかってきました。
その人は母子家庭で育ち、
お母さんは朝早くから夜遅くまで働いていて
お母さんが眠っているところを一度も
見たことがないそうです。
それで、自分が母親になった今
働き者のお母さんを見習っていると。
お母さんのことを尊敬していて、
大好きなんですね。
でも、
毎日が苦しいって言うんですよ。
お母さんがすごく働きものだったせいで
「睡眠=怠け者」って思っていて
眠ることに強い罪悪感を感じてしまう。
お母さんと同じようになれなければ
自分には価値がないと思い込んでしまって
それを自分にも、周りの人にも押し付けて、
それがかなわないと
ものすごい怒りの感情が出てくるそうです。
旦那さんや子どもが休みの日に
いつもより遅くまで寝てるのも許せなくて
自分の家族はダメ人間なのかと思い悩んだり
昼間に眠くなってしまう自分を責めたり。
とにかく怒ったり悩んだりの毎日だと。
強烈な価値観ですね。
しかもいらない価値観。
お母さんと同じように
睡眠時間を減らすことで満足感を得るなんて
なんとも浅はかな考えです。
お母さんは働かなきゃならない状況だったから
睡眠時間を短くするしかなかっただけ。
きっとゆっくり眠りたかったに違いありません。
親を尊敬するのはとても良いことですが
間違った尊敬のしかたは
自分の生きかたを苦しめるだけです。
もっと他に、お母さんを見習うトコロ、
いっぱいあるでしょうに…
アダルトチルドレンのように
生きづらさが強い人は
いらない価値観を多く抱えています。
気づいて手放す
トレーニングをすることで
苦しさはだんだん改善されます。
この女性は、睡眠不足の状態が
ますますメンタルを不安定にさせて
余計に自分を脅迫してしまっていたようですね。
体調とメンタルって連動してるので
メンタルの改善に取り組みたいなら
万全の体調で、のぞみましょうね。
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生きかた向上ナビ 菊乃
生きづらさををズバッと断ち切って
あなたの生きかたを向上させる
お手伝いをさせていただいています♪
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