誤解したまま突っ走って結論を出すのは危険! ~アダルトチルドレンのために

 

こんにちは、菊乃です。

 

もう10月なのに、こんなに暑いのってやっぱり異常気象ですかね?

 

「地球はあとどれくらい存在するんだろう…?」と、そんな途方もないことを考え始めて…

 

「地球の最後ってどんななんだろう?隕石がぶつかって粉々に?それとも爆発?」なんて考え始めたら止まらなくなって恐ろしくなってきました(汗)

 

自分ひとりで考えていると、その考えがなぜかまるで本当のことのように思えてきちゃいます。

 

今回は「思い込み」について、先日取り上げた『シェフは名探偵』の6話のお話を交えてお話したいと思います。

 

目次

誤解したまま突き進んじゃうワケ

 

頭で考えることは誰もが完全に自由です。

 

自由だからこそ、とんでもないことも考えられるわけですが、それが「とんでもない」ことかどうかは、周りの人にはわかりません。そして本人もわからなくなってしまうことも多々あります。

 

人は自分が考えてることを正解だとおもってしまうもの。先日お話した確証バイアスというものがあるからです。

自分の考えに沿うような情報だけを集めては、ますます強く自分の考えは間違いない!って思っちゃうってわけです。

 

他にも、相手のことをきちんと理解しないで自分目線でしか見れなくなってしまう自己中心性バイアスなんてのもあるからなかなか厄介なんです。

 

あわせて読みたい
先入観にとらわれないために!『確証バイアス』を知ろう 『確証バイアス』について学ぼう!   こんにちは、菊乃です。     血液型と性格には一切科学的な根拠がないことは、ずいぶん前に証明されましたね。 そ...
あわせて読みたい
自己中だと落ち込む前に!「自己中心性バイアス」を学ぼう ~アダルトチルドレンのために 自己中だと落ち込む前に!「自己中心性バイアス」を学ぼう   こんにちは、菊乃です。     自分の言動を振り返って「あー私ってなんて自己中なんだろう…...

 

このようなバイアスがもっと強くなって、自分を苦しめるような考え方をするようになったら、もうそれはバイアスどころか認知のゆがみと言ってもいいでしょう。

 

あわせて読みたい
アダルトチルドレンを苦しめる「認知のゆがみ」を理解しよう! こんにちは、菊乃です。   ほんのちょっとの事で絶望的になったり… 何かあったらすぐ自分を責めたり… 誰も気にしていないことにイライラしたり…     以...

 

 

結論を急ぐのは危険

 

またまた、私が大好きなドラマ『シェフは名探偵』の第6話からのお話です。(U-NEXTで配信してます。)

 

題名からわかるように、主人公の三舟シェフは、お店に来るお客さんの問題を探偵ばりの推理力でガンガン解決していくお話。

1話の中でいくつもの事件が平行して起きていくので、とても内容が濃ゆい。そして笑いの要素もたくさんあるので何度見ても飽きないんですー。

 

 

主人公の三舟シェフは、お客さんの事件を推理する時、その推理力を駆使して真相を導いていくんですが、自分の想像だけで決めつけるようなことはしません。

必ず相手ときちんと話をして、自分の推理を固めていくんです。決して結論を急がずに。

 

 

 

私がこのドラマを何度も見てしまう理由は、その様子を見るのが心地いいのかもしれません。

 

ドラマってストーリーがわかればもうそれで満足しちゃう面もありますが、このドラマからはストーリー以外に訴えたいことがたくさん詰め込まれているような気がします。

 

きっとその中の1つが「結論を急ぐことは危険」ってことなんだと思います。6話にはいくつかのエピソードがありますが、その全部にそのメッセージが込められているようです。

 

ヴァン・ショーは2度と作らない!

 

ドラマの中で三舟シェフの作るヴァン・ショー(スパイスの効いたあったかいワイン)はとても美味しくて、みんなを優しい気持ちに包んでくれます。そのレシピをある人から教えてもらった時のエピソード。

 

フランスで修行していた時に住んでいたドミトリーのおかみさんのヴァン・ショーは近所でも美味しくて有名。でもおかみさんは誰にもレシピは教えていない秘伝の、そして自慢の一品。

 

ある日、おかみさんは娘の夫が風邪をひいたとき、ヴァン・ショーを作ってあげたが、娘の夫はそれを飲まずに窓から捨ててしまった。それを見たおかみさんはショックを受けそれ以来、二度とヴァン・ショーを作らないと決めたそう。

 

ここで三舟シェフが推理を働かせます。

 

欧米人はほぼ全員持っているが、日本人にはアルコール分解酵素を持っていない人がいるということをおかみさんに伝えます。

お酒が飲めない体質の人がいるなんて、フランスで生まれ育ったそのおかみさんには思いもよらないことだったんでしょう。

 

この件を解決したお礼に、三舟シェフはヴァン・ショーのレシピを教えてもらった、というお話。

 

思い込み→破滅のパターン

 

このように、自分の中の常識だけで答えを決めつけて物事を破滅的に終わらせるのってアダルトチルドレンがやりがちなパターンなんですよね~。

 

このドミトリーのおかみさんがアダルトチルドレンかどうかはわかりませんが、「たった一度だけ起こった出来事にショックを受けて二度とヴァン・ショーを作らないと決めた」ことは破滅的な終わらせ方だし、何より娘の夫のことなんだから夫には聞けなくても娘に聞いてみるとか、手段は色々あるはずです。

 

ドラマなので、あえて突っ走るエピソードにしてあるとは思いますが、私としては解決策をどうしても考えずにはいられません。笑

 

 

会社の人と意見が合わず、それが我慢できずに仕事を辞めてしまった…

 

友達の一言が気に入らず、それ以来連絡を取らなくなった…

 

など、、自分の考えていることを相手に伝えることもせず、バッサリ関係を断ってしまった経験はありませんか?

 

こういうのが破滅的な行動

 

このドラマの主人公、三舟シェフは何かを考えた時に必ず一度立ち止まり、また考え、相手と話すことを選択するので、見ていていっぱい学べるんです。

 

破滅的な行動を避けるには

 

私も昔は破滅的なことばっかりやってましたけど、今考えれば、それを回避するためにできたコトがいっぱいあったなーって反省点はたくさん出てきます。

 

 

視点を変えて見てみたら…?

誰かに相談していたら…?

少しでも話し合っていたら…?

自分の考えを疑ってみていたら…?

 

などなど。

 

でも当時は頭の中は自分の意見でいっぱいだったし、こんなこと教えてくれる人もいなかったから…

 

でも今は、こうやってドラマを見ても学べるようになりました。身近に教えてくれる人がいなくても、テレビを見たり本を読んだりして、たくさんのことを吸収すればいいんです。

 

第6話は他にも、思い込みが原因で起きてしまうエピソードがでてきますから、また近いうちに紹介しますね~。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

目次