幸せを自分で遠ざけちゃうアダルトチルドレンの心理

幸せを自分で遠ざけちゃうアダルトチルドレンの心理

 

こんにちは、菊乃です。

 

「幸せになりたい」っていうのは世界中の誰もが望んでることですよね。

 

だけど、頭の片隅に「自分は幸せになっちゃいけない」とかって思いがあるアダルトチルドレンって少なくないんですよ。

 

こういう気持ちを持ってると、自分が幸せになることに自分でブレーキをかけてしまったり、そういう自分を嫌っちゃったりしてどんどん幸せから遠ざかってっちゃうんです。

 

今回は「幸せを遠ざけちゃうアダルトチルドレンの心理」を解説しますね。

 

目次

子どもの幸せを遠ざける親の特徴

 

アダルトチルドレンにとって切っても切れないのが親からの影響です。親から言われ続けた言葉によって幸せを遠ざけるようになったのがほとんど。

 

どこの親も子どもの幸せを願ってるはずだけど、毒っぽい親とか親自身がアダルトチルドレンだったせいで、ストレートに子供に対して「幸せになってね」って言えなかったり、思えなかった残念な親がいるんです。
大きく2つのタイプに分かれているようです。

 

・タイプ①  口うるさい、言葉のチョイスがヘタ

子どもの幸せを願っているにも関わらず、「〇〇できないと幸せになんてなれないよ」みたいなひねくれた言い方をしちゃうタイプ。

こんなこと言われ続けた子どもは、何をするにも「失敗したら私は幸せになれないんだ」って不安が押し寄せてきて、チャレンジする気力すら奪われて、結局うまくいかなくて「私は幸せになれない」って固く信じちゃうんですね…

 

・タイプ②キツい毒親・キツいアダルトチルドレンな親

この場合は子どもの幸せなんてあんまり考えていません。なぜなら自分の心を保つのにいっぱいいっぱいだから。

こういう親は子どもが自分よりうまくいくことが許せません。それで悔し紛れに子どもに「あんたは不幸になる運命なんだ」とか「自分ばっかり良い思いをしやがって」などと言って自分を落ち着かせてるんですね。

子どもはその言葉を聞いて罪悪感を感じ、「幸せにはなれない」「幸せになっちゃいけない」と思い込むようなってしまいます。

 

幸せを遠ざけちゃう人の特徴

 

・自己否定が強い

自己否定が強い人は、幸せになろうと頭では思っていても「私はダメだ」と思い込んでいるせいで、幸せになろうとする自分に無意識にブレーキをかけちゃったりします。

「自分には幸せになる資格なんてない」みたいな考えで自分を否定しつづけているので、幸せになるチャンスがあっても手を伸ばして掴みに行くこともできません。
自己否定の気持ちが強いのは、自己肯定感が低いせいなのでコチラの記事もよかったら読んでみてくださいね↓

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・「悲観フォーカス」→「一般化のしすぎ」

悲観フォーカス」は人生には良いことも悪いことも両方あるはずなのに、悪いことばっかり見てしまうこと。

一般化のしすぎ」はたった1、2回起こっただけの悪い出来事を「これからも当然起こる」と決めつけてしまう考え方。

 

認知のゆがみから生まれる、こういう思考パターンを持つアダルトチルドレンってすっごく多いんです。

この考えの場合「絶対幸せになんかなれない」に根拠なんてないんだけど、潜在意識にもバッチリ刻み込まれちゃってるせいで幸せじゃないことばっかり引き寄せてしまうんです。

 

・優しすぎ

いい人であること」や「周りの人を気使うこと」を徹底しちゃって、幸せになろうとする自分が「欲をかいている」とか、「人を出し抜こうとしてる」ように感じてしまうケースもあります。

また、世界の苦しんでいる人がいることを考えてしまい「自分が幸せになってる場合じゃない」なんて考えて自分を責めちゃう人もいます。

思いやりがあって、優しい心を持っているばっかりに、自分の幸せを求められないようになってしまうなんて、切ないですね。

 

・完璧主義

親が完璧主義だと子どもも完璧主義な考え方になってしまいます。

いくら頑張っても合格点が出せなくて「まだまだ幸せとは言えない!」みたいな感覚で幸せを自分で拒否しちゃってずっと苦しいままでいつまでたっても幸せは感じられません。

 

幸せを遠ざけちゃう原因

 

・ツラい過去の経験

大切な人を失ったことや、失恋などの過去に強い痛みを経験したことで「幸せなんてすぐになくなる」と思い込んでしまうことがあります。

この思い込みのせいで、楽しいことや幸せなことを感じると「また突き落とされる!」と危険信号を発してしまうんです。

辛い経験から学習したこの反応は、誰にでも備わっている危険を回避しようとするもの。

これは無意識のうちに体に染みついてしまった条件反射のようなものなので、頭で考えて直そうとしてもとても難しいものなのです。

 

・罪悪感を植え付けられた

悪いことをしたわけでもないのに強い罪悪感を持ってしまって苦しむアダルトチルドレンは少なくありません。

親から放置、虐待などを受けると子どもは親を愛するあまり、「親は悪くない。自分が悪いからこんなふうに扱われるんだ」と思ってしまうんです。

こんな状況で自己肯定感なんて育つはずもなくて、「自分には幸せになる価値なんてない」っていう気持ちがあって幸せを遠ざけちゃってることが考えられます。

 

・失敗が怖い

例えば、目の前に大好物のお刺し身があるとします。過去にお刺し身で食中毒を体験したことがある人が「もう2度とあんな苦しい思いはしたくない」と思って、そのお刺し身を食べずにいる、ってよく聞く話ですよね。

このように自分を守るために、自分が傷つかないことを選択する防衛本能が人間にはあります。

過去に経験した痛みが大きければ大きいほど、この防衛本能も強く働くもので、「幸せになるために行動するくらいなら何もしないほうがいい」とか「最初から幸せなんて求めないほうがいい」っていう考えになってしまうんですね。

 

・不幸でいることにメリットを感じている

不幸でいることには実は周りの人に優しくしてもらえたり、注目してもらえたりするメリットがあるんです。

また、「いっぱい苦労したほうが価値がある」という思いがあって、苦しいところから出ようとしない場合もあります。

 

こういうメリットが美味しくて、悲劇のヒロインをやめずに幸せを遠ざけているケースが少なくないんですよー。

ちょっと理解できない心理かもしれませんが、私は確実にこれでした…苦笑

 

コチラの記事をぜひお読みください!

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・そもそも幸せなんてわからない

幸せを体験したことも、見たこともない人にとって「幸せ」なんて絵空事です。

人間はわからないことに対して恐怖を感じてしまうものなので、無意識に幸せを避けてしまうようにできています。

また、過酷な経験が多かったアダルトチルドレンは「今までと同じことをしていれば命は安全」というふうに学習してしまってるケースも多いので、自分が体験したことがない「幸せ」に向かっていくことはしなくて当然のことなんです。

 

 

・「幸せ」な人に対する嫉妬心

この気持ちはよーーくわかります。アダルトチルドレンは全然自分のせいじゃないのに苦しい思いをしていて、一方で生まれたときから恵まれて幸せそうな人もいる。なんかムカつきますよね?

 

こういう心のムカムカをおさめるために幸せな人をなんとか否定しようとしちゃうのがアダルトチルドレンのひねくれたトコ。

「あの人より私のほうがずっと苦労してて人間として価値がある」みたいな考え方をして自分を安心させて、幸せそうな人に対してマウントを取ってるんです。汗

 

ストレートに憧れればいいのにね。

 

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幸せを身近に感じよう!

・安全基地を作る

今現在、苦しくて「幸せなんてひとつも感じられない」という人は、まず安全な状態を作ってください。

自分を安全な場所に置いて、安心感や心地よさを味わうと、怖くてできなかったことができるようになったりするんです。

 

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・「思い込み」を疑ってみる

 

「幸せになれるわけがない」
「幸せになる価値がない」
「幸せなんてどうせすぐ終わる」

 

こういう考えってすべて「思い込み」のせいだと知る必要があります。

冷静に考えてみましょう。この考えはどれも全然合理的じゃありませんよね?ただ頭の中にこびりついてしまった思い込みなだけなんです。

何かが頭の中に浮かんだことが「思い込み」かも…?と疑ってみるだけでも認知のゆがみはだんだん和らいでいきますよ。

 

認知のゆがみについてはコチラ↓を見てね

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・日記をつけて客観的に考える

「私の人生、ずっと不幸なんだ」と思っちゃってる人は一日に合った出来事を日記に書いてみるといいかもしれません。

「友達と電話したら楽しかった」とか「お昼ごはんが美味しかった」みたいに些細なことでかまいません。不幸に感じることばかりではないことを目で確認できるはずです。

 

まとめ

 

「幸せ」ってどんなことなのかもよくわかんないし、幸せって言葉を聞くのも考えるのもヤダ!って思っちゃってる人も多いかもしれませんね。

 

確かに、「幸せにならなければならない」なんてことはありません。

でも、自分から避ける必要もないですよね?

 

人間はみんな、心のどこかで幸せを願っているもの。ただそれをアダルトチルドレンはストレートに認められないようになっちゃってるだけ。

 

人生はいいことばっかりでもないし、わるいことばっかりでもありません。

 

楽しい、嬉しい、って感じた時は思う存分「やったー!幸せ!」って気持ちに浸っても誰からも文句なんか言われないし、神様がバチを下すなんてことありません。

 

幸せについて難しく考えて、あれこれ悩むより、自分から出てくる「嬉しいと感じる気持ち」「心地いいと感じる気持ち」を大切にして、ただ素直に喜んでみましょう。

 

続けていくうちに、きっと自分らしい「幸せ」を見つけられるはずです。

 

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この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

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