こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪
前回、学習性無力感のしくみをお話しました。
犬の実験の話だったんですが、
心の痛むような実験内容でしたね。
今回はその続きです。
学習性無力感
前回お話した犬の実験は
もちろん人間にも当てはまります。
犬が経験から学習したように
人間の無力感も
過去の経験が影響しています。
アダルトチルドレンを作り出す
殆どの原因はやっぱり親ですよね。
親に小さい頃から
・頑張っても褒めてもらえなかった
・ほんの小さなミスでも、怒られた
・自分の意見を否定され続けた
・ちゃんと話を聞いてもらえなかった
こんな扱いをされ続けたら
「どうせ何をやってもムダ」
「頑張ったって意味なんかない」
って感じて、
やる気がどんどんなくなっていきますよね。
これが「学習性無力感」が生まれるしくみです。
学習性無力感を克服するために
アダルトチルドレンって
とにかく自分を責めるのが
クセになっちゃってますよね。
「どうせ自分には何もできないし…」って
無力感が襲ってきたら、
まずやってほしいことが２つあります。
まず１つめは
朝から自分ができたこと、
どんなに些細で、小さなことでもいいから
それを思い出してみましょう。
「朝、ちゃんと起きれた」
「会社に行けた」
歯磨きした、お風呂に入った、と
やったことは何でもいい。
いっぱいあるはずですよ。
できなかったことばっかり見てないで
できたことに目を向けるんです。
「こんなの当たり前にできることだ！」
って思っちゃっても
とにかく繰り返しやること！！
そして２つめは
自分を大切にして、
自分を思いやる声をかけてあげる。
「頑張ったねー」
「なかなかやるじゃん」って。
最初は照れくさいけどね。
親が言ってくれなかった言葉を
自分でかけてあげるんです。
こうやって
過去の経験で作られてしまった考え方を
これからの経験で変えるだけ。
すごく簡単なことなんだけど
アダルトチルドレンには苦手なことですよね。
でも、やりつづけた人が
メンタルを改善できるんですよ。
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生きかた向上ナビ 菊乃
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