こんにちは、菊乃です。
「後悔しない生き方をしよう!」なんて、よく言われますよね。
生きてるうちに、やりたいことをちゃんとやっておこうって意味です。
ってことは、やらなくて後悔してる人がたくさんいるってことなんでしょうね…
確かに、人生の終わりになって、「あぁ、これまでの人生で何にも挑戦しなくてよかった…」なんて満足する人はいないでしょうから。
一般論として、「やらないよりやったほうがいい」って言われてますよね。やらなかった後悔より、やった後悔よりも大きいってことなんでしょう。
でも、死に際のことじゃなくて、現在進行形で悩み続けるアダルトチルドレンにとってはこれが逆みたいでね。
「後悔したくない」って気持ちが強いばっかりに、なんにもできなくて縮こまっちゃってるんです。
何かをやったことで、
「もしかしたら失敗するかも」
↓
「そしたら絶対後悔する」
って、未来に後悔するかもしれないことを恐れて動けなくなっちゃうわけです。
後悔すると自分を責める。その気持ちをひきずっちゃうから後悔することも行動することも避けていきたい。うーん、わかる!その気持ち。
ここでちょっと、やった場合とやらなかった場合の心の動きを想像してみたいと思います。
・やって失敗しちゃった場合
「自分がやろうと決めてやって、その結果失敗だったとしても自分で決めてやったことなんだからしかたない。」って、まぁ言葉は悪いけど開き直れるってことだな。
または
「どうしてあの時やるって決めちゃったんだろう…。あの時決心しなければ…」と後悔の嵐に突入していく。
・やらなかった場合
やらなかった結果、何も変わらなかったんだから失敗こそしなかったけど「あの時やっておけば、今がもっと良くなってたかもしれない」って後悔しきり。
または
「やっぱり何もやらなくてよかった」って考える人は「自分がそう決めたんだから」って思う。
お気づきでしょうか?
どっちにしても、後悔するかもしれないし、しないかもしれないんですよ。笑
アダルトチルドレンはどっちにみち後悔する人が多いですが…汗。
大切なのは「自分の意思で決める」ってこと。
他人の言うことや、世間の目に振り回されて決めてしまったことだと(でっかい成功をおさめた時以外は…でもそんなの滅多にない)絶対後悔する羽目になります。
誰かに相談することも大切だし、頼りたくなる気持ちもわかります。でも最後の決定をするのは自分じゃないと、何かあったときにその人のことを責めたくなっちゃうものだから。
自分のことを責めすぎるのも問題ですが、自分で決められず周りに振り回される人生のほうが問題です。
他人からの目や評価ばかりを気にして、自分が本当にやりたいことを抑えつけていませんか?
やってもやらなくても、どっちみち後悔しちゃうのがアダルトチルドレンってものです。
たった一度の人生ですから、自分の人生を自分らしく生きるために、自分の心からでてくる「やりたいこと」に対して素直になりましょう!