それ、あなたの性格がダメなせいじゃないから!!

こんにちは、菊乃です♪

 

問題ある行動をしてしまうと、
「自分の性格」を変えたいなぁと
思いませんか?

 

少なくとも以前の私は完全にそうでした。

 

「私には根性がないから我慢できないんだ」

って、自分の性格が原因だと決めつけていました。

 

 

人を見る時も同じで、

誰かが何か問題を起こすと
その人の「性格」が原因だと思ってしまう。

 

でもこうやって人の言動の原因が
「性格」にあるって考え方が
どうやら私をこじらせてたようです。。。

 

でも、性格は変えようと思って
そう簡単に変わるものじゃない。

 

さぁ変わるぞー!って心に決めてトライし、

やっぱり変わらない自分に落胆しては
より一層自分を責めるようになる。

 

こんな感じでこじらせこじらせを繰り返し
長い間苦しんできてしまったんです。

 

何がこじれてしまったのか?

 

これね、人が陥りやすい偏った考え方のひとつで
ものごとの原因が人の「性格」にあると思っちゃう
根本的な帰属の誤り」っていう認知バイアスなんです。

 

帰属っていうのはどこに原因があるかって意味で
その帰属に間違いがあるということです。

 

その人の外的要因(環境など置かれた状況)より、
内的要因(性格や考え方)に原因を求めてしまう。

 

つまり「環境」に原因があるときでも
「性格」が原因だと思ってしまうんです。

 

あわせて読みたい
根本的な帰属の誤りって何?~アダルトチルドレンのために 「根本的な帰属の誤り」について   こんにちは、菊乃です。   「根本的な帰属の誤り」という言葉を聞いたことがありますか?   ちょっと難しい言葉です...

 

 

例えば、

テストの点を母親にごまかしてる子がいたとします。

まわりの多くの人は「あの子は嘘つきだ」と言って
「性格」のせいにしてしまいがち。

 

でも、でも、実は

その母親は、低い点をとったと聞くと
いつもその子を殴りつけていた。

 

その子は自分を守るために
良い点を取ったと言うしかなかった
ってのが真相だった…

 

このように嘘をつく原因は
その子の性格ではなく、

その子と同じ「環境」にいたなら
私たちも同じ行動をする場合がよくあるんです。

 

 

人は生まれ持った「性格」より
「環境」によって行動が左右される。

 

これ、
アダルトチルドレンが出来上がるしくみと
似ていませんか?

 

確かに、思い返してみると
私の母はいつも
「我慢なんてしちゃいけないよ」と言ってました。

 

子に我慢するなという母の真意はどうあれ(笑)

 

知らず知らずのうちに私には
「我慢はするな」という
価値観が刷り込まれたのです。

 

 

このように…

「性格」のせいにしている限りは
問題ってなかなか解決できないんです。

 

今、変えたほうがいいのは
「性格」じゃなくて「環境」。

 

悪影響があると思うモノや人間関係からは
さっさと遠ざかっちゃいましょう。

 

 

そんな簡単に環境なんて変えられないよ!って?

だよね、だよね!わかる!

 

 

そんな時は「すっごい変える」んじゃなくて
「ちょびっとだけ変える」とこから
始めてみましょ。

 

続けていったら、でっかく変わってくからさ。

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この記事を書いた人

菊乃です♪
苦しみから逃げまくってた過去を乗り越えた経験を生かし、みんなを笑顔にします!!

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