こんにちは。
アダルトチルドレン専門カウンセラーの菊乃です♪
いや～、夏真っ盛りですね。
夏が苦手な私は、昔からこの時期になると
めっちゃイライラしてたんですが
メンタルのワークをするようになってからは
イライラがとても弱くなったなあと
実感しています。
別に認知のゆがみとかじゃないけど
イライラするのってホントに無駄だなーって
悟ったんだと思います。笑
さて、今日は「人間らしさ」についての
お話をしたいと思います。
この連休に２歳と３歳の孫が
遊びにきたんですが、この２人…
年が近いせいもあって、
めっちゃケンカするんです。
しかも大人の私たちが
びっくりするほど激しいヤツ。
蹴りはもちろん、グーパンくれたり
首をしめたりも…（汗）
怖いでしょ？笑
でね、
原因はなんなんだろうって
注意深く見てると
ぜんぶ「自己主張」なんですよ。
２つ同じおもちゃを持たせても
最初はそれを自慢してくるくせに
すぐに相手が持っている方を欲しがる。
そして取り合いのケンカが勃発。
ご飯を食べる時に茶碗を渡す順番が
後になるだけでもすっごい怒るし…
ケンカして片方が泣き出して
親に抱っこしてもらうと
今度は泣いてない方が
親に抱っこしてもらえない怒りをぶつける…
ここでもキックとパンチです（笑）
もちろん暴力はいけないと
毎度毎度教えますが
言葉にうまくできない感情を
手や足で表してきます。
このやり取りを見るたびに
私は人間の本能について
とっても考えさせられるんですよ。
人間ってみんな心の奥では
「優位に立ちたい」
「自分をかわいがってもらいたい」
「負けたくない」
「自慢したい」
みたいな気持ちがあるはずで
それって自然なこと。
それが大人になるにつれて、
・ケンカなんてしちゃいけない
・我慢は必要だ
・怒りを表すなんて良くない
・自分本位なんてわがままだ
などなど、たくさんの考えにしたがって
生きるようになるんです。
アダルトチルドレンはこういうわがままを
抑え込んで生きてきました。
本当の自分の気持ちが胸に湧き上がっても
「いけない」とか「汚い」とか感じて
我慢するのが身についちゃったんですね。
でもね、子どもの言動を見て分かる通り
わがままであることって
人間の本能なんです。
こう聞いたからと言って
わがまま放題で生きていいって
意味じゃないですよ？
そういう「気持ちがあること」を
認めてあげてほしいんです。
心の中にある気持ちを
「ないものにする」とか、
「あってはいけない」みたいな
扱いをするのは絶対やめてほしい。
自分を丁寧に扱うことは
自己肯定感アップに直結してます。
わがままなところも
自分が勝ちたい気持ちも
我先にって思うのも
人間らしくていいじゃん。
そういう人間臭さみたいなのも
ぜーんぶひっくるめて
自分を愛してあげましょうよ。
